三田用水白金分水(3) 伊達町の支流
白金分水遠征編、ラストの3点目は…是非訪れてみていただきたい場所です。
渋谷区恵比寿3-30 正面は恵比寿ガーデンプレイス。奥から手前に向かって谷筋があります。
渋谷区恵比寿3-23 まっすぐな谷筋の道はここで途絶えてしまいます。
谷をまたぐ路地には前後に階段がありました。
渋谷区恵比寿3-37 カーブした坂道の途中から。東南に向かう川跡が伸びています。
首都高西側の、都電廃線跡の道から。トタン板でふさがれた川跡が上の写真の地点から続いてきています。
港区白金台5-2 本流とぶつかる場所は実はこの有名な地点でした。
この支流は距離はあまり長くはなく、偶然通りかかってしまったような感じで目にしたのですが、一目で気に入ってしまいました。山の手の小支流で、あまりはっきりとした水源のないものの特徴で、蛇行の少ない割と直線的な浅い谷を刻んで、本流の谷にすとーんと落ちる(わたしは"すとーん度"とよく呼んでいました)。そんなわたしの好きな山の手らしさがすごく感じられる支流で、感動しました。町歩きとしても見るものがすごく多い場所ですので、必見!です。
渋谷区恵比寿3-30 正面は恵比寿ガーデンプレイス。奥から手前に向かって谷筋があります。
渋谷区恵比寿3-23 まっすぐな谷筋の道はここで途絶えてしまいます。
谷をまたぐ路地には前後に階段がありました。
渋谷区恵比寿3-37 カーブした坂道の途中から。東南に向かう川跡が伸びています。
首都高西側の、都電廃線跡の道から。トタン板でふさがれた川跡が上の写真の地点から続いてきています。
港区白金台5-2 本流とぶつかる場所は実はこの有名な地点でした。
この支流は距離はあまり長くはなく、偶然通りかかってしまったような感じで目にしたのですが、一目で気に入ってしまいました。山の手の小支流で、あまりはっきりとした水源のないものの特徴で、蛇行の少ない割と直線的な浅い谷を刻んで、本流の谷にすとーんと落ちる(わたしは"すとーん度"とよく呼んでいました)。そんなわたしの好きな山の手らしさがすごく感じられる支流で、感動しました。町歩きとしても見るものがすごく多い場所ですので、必見!です。
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by blognest
| 2011-07-19 16:02
| 渋谷川・古川
三田用水白金分水(2) 上流端
白金分水遠征編、2点目です。
元々は渋谷川の支流の小流だったと思われる白金分水ですが、上流部については、目黒区三田1-6にある日の丸自動車学校付近から三田用水を北方向に分水し、山手線長者丸踏切あたりを通って谷に落とされている、とされています。
ところが、その分水が谷に落とされるより先にも、谷地形が残っていて、山手線を越えて西側に続いています。それも、三田用水に半ば踏んづけられるような形で。
目黒区三田2-3付近、無名のT字交差点、右から左へ三田用水、正面右側は目黒川の谷に向かって下り、背面は渋谷川本流(の小谷)に向かって下っています。白金分水への谷は左側隅。
上の写真の左隅方向、あいにく工事中だった小道が白金分水の谷に向かって続いています。
谷底は住宅が密集していて、辿るjことができません。谷を横断する道路から見通してみたところ。
目黒区三田2-4 谷底の様子。写真は少し関係ないでしょうか。
周囲から谷底を覗いてみると、マンションの並んで建っているあたりに擁壁が続いており、かなりはっきりとした谷筋なのがわかります。写真は厚生中央病院交差点で谷筋が道路に出てくるところから。
谷はこの交差点を写真左から右へ通っています。道路はかなり盛り土がされていますが、それでも谷地形が感じられます。
目黒区三田1-10 山手線をくぐるあたり、この前後は痕跡がわからなくなっていますが、住宅の立っている間に谷底があるようです。
目黒区三田1-3 三田用水の分水と合流?して本格的な暗渠がはじまります。こちらで紹介するのはここまで。
この上流端部、厚生中央病院の西側ははっきりとした谷が残っているのですが、東側は住宅が立ち並び、山手線と貨物線の立体交差部分にもかかっていて、さらに恵比寿ガーデンプレイス付近では谷が南側に迂回する形になっているため、上流と下流とのつながりがとてもわかりにくく感じました。
元々は渋谷川の支流の小流だったと思われる白金分水ですが、上流部については、目黒区三田1-6にある日の丸自動車学校付近から三田用水を北方向に分水し、山手線長者丸踏切あたりを通って谷に落とされている、とされています。
ところが、その分水が谷に落とされるより先にも、谷地形が残っていて、山手線を越えて西側に続いています。それも、三田用水に半ば踏んづけられるような形で。
目黒区三田2-3付近、無名のT字交差点、右から左へ三田用水、正面右側は目黒川の谷に向かって下り、背面は渋谷川本流(の小谷)に向かって下っています。白金分水への谷は左側隅。
上の写真の左隅方向、あいにく工事中だった小道が白金分水の谷に向かって続いています。
谷底は住宅が密集していて、辿るjことができません。谷を横断する道路から見通してみたところ。
目黒区三田2-4 谷底の様子。写真は少し関係ないでしょうか。
周囲から谷底を覗いてみると、マンションの並んで建っているあたりに擁壁が続いており、かなりはっきりとした谷筋なのがわかります。写真は厚生中央病院交差点で谷筋が道路に出てくるところから。
谷はこの交差点を写真左から右へ通っています。道路はかなり盛り土がされていますが、それでも谷地形が感じられます。
目黒区三田1-10 山手線をくぐるあたり、この前後は痕跡がわからなくなっていますが、住宅の立っている間に谷底があるようです。
目黒区三田1-3 三田用水の分水と合流?して本格的な暗渠がはじまります。こちらで紹介するのはここまで。
この上流端部、厚生中央病院の西側ははっきりとした谷が残っているのですが、東側は住宅が立ち並び、山手線と貨物線の立体交差部分にもかかっていて、さらに恵比寿ガーデンプレイス付近では谷が南側に迂回する形になっているため、上流と下流とのつながりがとてもわかりにくく感じました。
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by blognest
| 2011-07-19 15:16
| 渋谷川・古川
三田用水白金分水(1) 区境の小流
4年ぶりに暗渠を巡ることになり、まずはじめに歩いてきたのが、機会があって行くことになった三田用水白金分水でした。
他のサイトでも取り上げられ、水源の三田用水、自然教育園の素敵な水源地、平行する都電廃線跡など、見所がたくさんあって話題に上ることが多い川です。
最初から城南地区に越境になってしまい前途多難ですが、白金分水の中でわたしいいらさんが気になった地点を3点、見て行こうと思います。
1点目は中流部の蛇行暗渠から
渋谷区恵比寿3-46と港区白金6-23の区境付近。白金分水本流の西北側、外苑西通りです。
川跡らしい緩やかなラインがみえ、これが渋谷区と港区の区境になっているようです。
外苑西通りと首都高速をくぐる地点は雑然としていました。
首都高速をくぐった先から蛇行する暗渠道が始まります。見えにくいですが鉢植えの植物の陰に、暗渠名物の金属縁の大きなマンホールがありました。
暗渠道はすぐ先で途切れてしまいました。区境はこの先も家々の間を縫いながら渋谷川に続いているようです。
ここまで、50Mほどの区間ですが、ここに本当に水が流れていたのか?どこから来てどこへつながっているのか?気になる場所です。
他のサイトでも取り上げられ、水源の三田用水、自然教育園の素敵な水源地、平行する都電廃線跡など、見所がたくさんあって話題に上ることが多い川です。
最初から城南地区に越境になってしまい前途多難ですが、白金分水の中でわたしいいらさんが気になった地点を3点、見て行こうと思います。
1点目は中流部の蛇行暗渠から
渋谷区恵比寿3-46と港区白金6-23の区境付近。白金分水本流の西北側、外苑西通りです。
川跡らしい緩やかなラインがみえ、これが渋谷区と港区の区境になっているようです。
外苑西通りと首都高速をくぐる地点は雑然としていました。
首都高速をくぐった先から蛇行する暗渠道が始まります。見えにくいですが鉢植えの植物の陰に、暗渠名物の金属縁の大きなマンホールがありました。
暗渠道はすぐ先で途切れてしまいました。区境はこの先も家々の間を縫いながら渋谷川に続いているようです。
ここまで、50Mほどの区間ですが、ここに本当に水が流れていたのか?どこから来てどこへつながっているのか?気になる場所です。
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by blognest
| 2011-07-19 14:10
| 渋谷川・古川
はじめに
はじめましてこんにちは。お久しぶりの人もこんにちは
2005年ごろ、こじんまりと開いていたUNDERGROUND系サイト
ふろっぐねすと
がブログになって帰ってきました。
前サイトの運営当時は、東京城北地区の川を体系的に取り上げていこう! という趣旨でやっていましたが、
この趣味の状況も当時とは変わっていますので、前サイトの続編、補遺という形ですが、体系的にではなく、
スポット的な紹介から徐々に始めていきたいと思います。
不定期更新になりそうですが、また、お付き合いいただければと思います。
2005年ごろ、こじんまりと開いていたUNDERGROUND系サイト
ふろっぐねすと
がブログになって帰ってきました。
前サイトの運営当時は、東京城北地区の川を体系的に取り上げていこう! という趣旨でやっていましたが、
この趣味の状況も当時とは変わっていますので、前サイトの続編、補遺という形ですが、体系的にではなく、
スポット的な紹介から徐々に始めていきたいと思います。
不定期更新になりそうですが、また、お付き合いいただければと思います。
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by blognest
| 2011-07-19 13:23
| ブログ
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